そんな取材のさなかちょっと思ったこと...
年末にバターが店頭から消えてしまいましたよね。これは去年の猛暑の影響で乳牛に乳房炎などが多く発生したことと、酪農家の離農などで乳牛数が減少しているからだそうです。バターはなくなっても牛乳が店頭に並んでいたのは、加工の際、生鮮性が求められる牛乳や生クリームが優先され、バターや脱脂粉乳はいちばん最後… 要はたくさん生乳が生産されたときにのみバターや脱脂粉乳は加工され、保存性が高いために通常は在庫として積み上げられている…という需給調整のしくみがあるからだそうです。
現在はまた店頭にバターが並んでいますが、これは去年の末から今年の3月にかけて、国が追加分として1万トンの業務用冷凍バターの輸入を決定したために、国内の乳業メーカーはその分を家庭用の冷蔵バターの製造に注力できるようになったからだそうです。(2/20現在... やっぱりまた供給が不安定になってますね...)
ただでさえ食料自給率の低い日本。店頭にバターが現れても、酪農家の離農問題が解決されているわけでもなく(いわずもがなですが、これは農業もしかり)ほんとうに深刻なことだと思います。。
牛乳じゃない豆乳でも… 実は国内の大豆の生産量って、日本全体の消費の1割程度っていうことをご存知ですか?納豆や豆腐をこんなに食べる国なのに…。その原料の9割を輸入に頼っているなんて… なんて…。。
だからこそ... このライスドリンク。
オープンからずーっと「ライスドリンクってなんですか?」って聞かれ続けてきましたが、この先で豆乳よりもメジャーな飲み物となってくれたら... 国内産のお米で作った「ライスドリンク」が、現在の冷蔵庫の「牛乳」の代わりに並ぶ家庭がどどどーんと増えたり、学校給食の牛乳がライスドリンクに切り替わったりしないかなぁ... って...
「うーん... なんだろ... どこか懐かしいような味...」
「うまくいえませんが... やさしい甘さと... のみやすさ...」
「これは食事の邪魔にもならない... おいしいです!」
カメラにむかって話すテレビ朝日のスタッフさんをみながら思ってた...
2015年の営業初日の夕方だったのでした...
2015年の営業初日の夕方だったのでした...