2015-01-30

皮ごとつかうものだからこそ...




今日横浜は雪が降ったので... お客さまに"ウェルカムゆず茶" をサービスしました。。


韓国の伝統茶って、陰陽(※)のバランスをすごく上手に取り入れてあって... 日本でも大人気なゆず茶もそのひとつ。。

※ ”健康”とは体内の循環がうまくいっている状態(=陰と陽の均衡が保たれている状態)をいい、逆にこのバランスが崩れてしまっている状態が”病気”であるという、中国哲学にある「陰陽学説」をもとにした考え方



ゆずって、皮に含まれるビタミンCの量がとても多いし... もう「ゆず=皮」といっても過言ではないくらい、皮がメインですよね。(余談ですが... わたしは茶碗蒸しにゆずが入ってるとかなりテンションがあがります。。)

でも... 一般的な柚子の栽培では農薬を散布して「ハダニ」とか「カイガラムシ」とか「アブラムシ」を防ぐのと同時に、ほうか病(実にできる傷のような跡)にかかると売れなくなってしまうので、別の農薬も散布するのが普通だそうです。。

皮ごとつかうものにこそ無農薬にこだわってほしいと思うのですが、韓国の瓶詰めのゆず茶とか、レモンピールのお菓子とか、マーマレードジャムとか... 農薬漬けの皮をさらに白砂糖漬けって... って... 気になってしかたがないのです... (たまに”無漂白”とか書いてあったりするけど。無農薬ともノーワックスとも書いてない... ) 

で、これってワインについてもほんとうに声を大にしていいたいんですけど... それはまた長くなってしまうのでまた別の機会に。。



Sun's Market Cafe で提供しているゆず茶は、秦野産の無農薬・無化学肥料栽培のゆずを原料にした自家製のジャムをつかっています。(甜菜糖でコトコト煮詰めています)今年のゆずの収穫はおわってしまいましたが、お客さまに一年間たのしんでいただける十分な量を加工できたと思います。今の時期はホットで。夏はソーダ割で。たくさんたくさんたのしんで... もちろん皮までもぐもぐしていただけたらうれしいです。。